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嫉妬

Twitterのビアン

ああ「うんこ」と言わせたい・・・TwitterのTLを流し見しながら、私は妄想する。
私がフォローしているのは、かわいらしいJCばかりだ。私にもこんな頃があったっけ、と彼女たちのクソつまらないツイートを見ている。
それは副の楽しみで、主の楽しみはTwitterのビアン探しだ。JCのビアンであれば一番いいが、そんなのは滅多にいない。仮にいたとしても、JCに性的な言葉を投げかけて、麗しきビアンの世界へと誘うことは、逮捕もありうる事案だ。
私自身は下品なJCだった。朝の挨拶は「ごきげんよう」ではなくて「今日うんこどうだった?」だった。
周りの女子たちは、屁もこかなそうな男性アイドルや、わざわざ音を消してうんこしてそうなK-POPミュージシャンに夢中であり、そんな話ばかりしていた。そんな周りとは一線を引き、中学生になっても「うんこ!うんこ!」と言い続けていた私は異端だった。
私も年ごろであり、好きな男の子ができたりもした。しかし、「うんこ!うんこ!」言っている女子の思いを受け入れてくれる男なんているのだろうか?私の初恋は水洗便所の水のごとく無残に流れていった。そして「男性の前でうんこ!と言うのははしたない」ことを私の脳は学習してしまった。
FtMとの出会い
それから、うんこの話もできないまま、10年以上の月日が流れた。その10年は地獄だった。私は別にうんこが好きなわけではない。うんこの話もできないような窮屈な日常会話が苦痛なのだ。
そんな私を救ってくれたのはTwitterのビアンの方々だった。「有り得ないくらい出たわー」「ちょっとうんこしながら考える」と、男性の目を気にしないビアンの方々のそんな会話が私にとっては楽園に見えたのだ。
そこから私は彼女たちと交流を持ち、今は私も立派なビアンである。ビアンの方々にどんなに救われたことだろう。
本当は「うんこ!」と言いたくてたまらない、私のようなツイ民のJCもいるのだろうなと思う。男性への思いに自分を押し殺しているような、かつての私みたいなJCたちを恐縮ながらも救ってあげたい気持ちがある。せいぜい、逮捕されない程度に、私はウコン飲んでうんこしながら、鬱屈した思いを抱くJCを今日も探しているのである。
相互クンニ
ビアンの出会い